<ネオジウム磁石・軟鉄製△締めW磁気回路編>
色々試したり磁石屋(二六)さんに聞いたりして、燃料パイプ用磁気回路の最終型を作成しました。
現在の私の知識と技術では、これが精一杯です。
1セットの作り方は、『取付パターン研究編』で説明した軟鉄で△締めにする形です。
そして『W磁気回路』というのは、隣同士の磁気回路を軟鉄でつないで隣同士も磁気回路化して
しまおうと考えました。
こうすることにより、外側に漏れる磁気が減り、更に外側を隣の磁石とつなげる事で内側の磁気が
パイプを通って隣の磁石に行きやすくなる。と考えました。
(一般的に磁気回路にすると、そうなるそうです。)
欲を言えば、隣同士のセットの間に磁気を遮断する(反発させる)材質を挟みたかったのですが、
流石に二六さんや他のメーカーでもそのような材質(しかも安い)は無いと言われました。
そんな材質を挟めば、内側のNからSに向かう磁力線の全てを燃料パイプに通すことができるのに。
(;´д`)トホホ
<材料>
・軟鉄板1(ホームセンターで90mm×20mm×0.5mmを1枚25円でセット数分購入。)
・軟鉄板2(ホームセンターで取付ステー用300mm×15mm×0.8mmを数本購入。)
・ネオジウム磁石(3個1セットで、セット数分を用意)
・強力ビニールテープ(荷造りに使うような手で切れないテープ)
・結束バンド
・ウレタンシート(ホームセンターで片面アルミのシートを購入)
<作り方>
一気に作ってしまったので、手順を追っての画像がありません。
完成型はこちらです。
4セットをくっつけるとこんな感じです。
ちなみに、くっついている部分は軟鉄があるので簡単に離すことができます。
<取付方>
・燃料パイプに挟んで、手またはプライヤー等で締め付けます。
(上図を見るとわかると思いますが、締め付けなくても鉄の力で隙間1cmぐらいしか開きません。)
・2セット挟んだところで軟鉄ステーを1セット目に付けて、その周りを結束バンドで締め付けます。
各セット間にアルミウレタンシート(1cm幅)を巻き付けて、くっつかないように隙間を確保します。
・3セット目と4セット目を同様に固定していきます。
(こうやって隣同士を軟鉄でつないで磁気回路化します。
・パイプが曲がっている所は、軟鉄ステーを付けられない場合があるが気にしない(隣とつなげない)。
・全部付け終わったらウレタンシートを巻き付けて、外れないように結束バンドで補強します。
熱対策として、片側がアルミのウレタンシートを使用しました。
下図(左)は結束バンドで固定したところです。下図(右)はウレタンシートを巻いたところです。
一つ目と二つ目の間にウレタンシートを巻き付けてあります。
ちなみに、新しい携帯で撮った画像を50%縮小したものです。
(狭いところに手を突っ込んで撮影したので、ちょっとピントが合ってないのが悲しい)
後から5セット追加して、合計9セットにしました。
<インプレ>
・GWに4セット取り付けました。kant_BBQ当日(5/11)に5セット取り付けました。
その後しばらく走ってから効果の程を報告します。
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